★中村彝 油彩「静物」★

商品詳細

■作家・作品詳細


中村 彝（なかむら つね)
1887年7月3日～1924年12月24日
洋画家。
太平洋画会会員、
中村不折、満谷国四郎に師事。

すぐれた肖像画を残し夭折した画家。

略歴
1887年 7月3日、現在の茨城県水戸市金町生まれ、

まもなく父を亡くし11歳のとき母を亡くすと、
東京市牛込区原町に住む陸軍軍人の長兄を頼って上京、
牛込や大久保に住み、愛日尋常高等小学校卒業、
早稲田中学校に入学するが、長兄次兄と同じく陸軍軍人を
目指し、名古屋陸軍地方幼年学校に進む。
1904年 17歳のとき肺結核となり軍人の道を断念、
療養のため訪れた北条湊(千葉県館山市)で風景を写生し、
この頃から洋画家を志す。
1906年 白馬会研究所に入る、
1907年 太平洋画会研究所に移り、中村不折、満谷国四郎らに
デッサンを学ぶ。
1909年 文展初入選。
太平洋画会展で「自画像」が奨励賞受賞、
1910年 4回文展にて「海辺の村(白壁の家)」が三等賞受賞。
太平洋画会展で「風景」が宮内省買上げ、
1911年 新宿中村屋の相馬愛蔵黒光夫妻の厚意で
中村屋裏のアトリエに転居、絵のモデルとなる相馬家の長女、
俊子との恋愛を反対されて相馬家との確執が深まる、
1914年 第8回文展で「少女」が三等賞、
1915年 第9回文展「肖像」が２等賞、文部省買上げ、
大正博覧会や平和博覧会にも入賞、
1916年 第10回文展で「田中館博士の肖像」が特選、
8月、下落合にアトリエを新築する。
このアトリエでは、画友鶴田吾郎と競作の
「エロシヱンコ氏の像」をはじめ、悪化する肺結核と闘いながら
制作を続ける。
1920年 第2回帝展に出品した、ロシアの盲目詩人を描いた
「エロシェンコ氏の肖像」（上記掲載）が好評を博す。
同作は22年にパリで開催された日仏交換展にも出品される。
1922年 第4回帝展の審査員に推挙されたが、肺結核が悪化の為、
出品も審査もかなわず、
1924年 12月24日、肺結核による喀血のため37歳の若さで逝去。


主な収蔵先
茨城県近代美術館、中村彝アトリエ記念館、
アーティゾン美術館、東京国立博物館、
横須賀美術館、メナード美術館、など多数。



★作品タイトル「静物」

彼の絵画には彼の悲しみや苦しみが強く表れています。
そんな中にも、一縷の希望や輝きが宿っており、
決して暗いだけの作品ではないという所に、中村彝の複雑な魅力を
感じざるを得ません。

☆☆本作品は所定鑑定機関への鑑定を行っていない為☆☆
☆☆真贋に関係無く模写として出品しています ☆☆


■サイズ・コンディション、その他


サイズ

作品 41cm×32cm F6
額縁 58.5cm×50cm


コンディション

作品は一部剥離有ります。
額縁は小傷スレ有ります。古い額です。ご容赦願います。


その他

作品面にサイン有り
カンヴァス裏側にサイン、タイトル有り
額縁裏側にサイン、タイトル有り


見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、
額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
基本的に額縁は無価値とお考え願います。

尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。



☆☆真作と模写の表記☆☆

【真作】
真作保証できる作品を真作と表記致します。
作者自身、又は著作権者等で作成した
リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は
模写と表記致します。


上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
(複製画、オフセット、ポスター、工芸品など)


尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆

全ての出品作品に於いてご相談致します。
お気軽にお尋ね下さい。




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発送詳細
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