日本刀 小太刀 無銘 クリアランス 伝 大原真守 大名登録

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日本刀 小太刀 無銘 伝 大原真守 大名登録
商品説明 昭和26年2月26日発行の所謂、大名登録です。
その中でも第一回に審査されたもので、大大名家に所蔵された物が審査されました。登録番号からどこの御大名家かわかるはずです。


この太刀は生茎で大変古雅な作域で、おそらく伯耆の安綱系の刀で、大原真守辺りの物と思われます。


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文化財 911号 昭和26年 2月 28日 発行
形状・・・・身幅・重ね尋常で、腰ぞり、小切っ先 鎬造り。庵棟。
法量・・・・長さ二尺二寸ゼロ分。反り七分。身幅2.9センチ。重ね7.0ミリ。先幅1.79センチ。先重ね4.5ミリ。
茎長さ17.5センチ。茎反僅か。
鍛え・・・・板目よく詰み、地沸よく付き、精良。表裏に映りたつ。
刃紋・・・・直刃調に小互の目入り、沸裂け、金筋・飛焼・打のけいる等の働きあり。冴える。
鋩子・・・・指裏 沸裂けて先掃掛て返る。
彫 ・・・・なし。
茎 ・・・・生 浅い剣型 棟方角。刃方小肉つく。鑢目不明。目釘孔一。


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生茎の太刀です。鎌倉初期から中期にかけて希に小太刀と称される小ぶりの太刀が現存しています。
元先の差があり、小切っ先で先反りが少ない姿より、元々より太刀として生まれたことがわかります。
刃中に十分の働きがあり、棟焼きがあり、地肌に古雅の感あります。この辺のことがよくわかって
大名家が所蔵していたものでしょう。


うぶだしです。刃切れ・撓え・フクレ等の基礎的欠陥はないです。また、深錆びも認められません。
ただ長く保存されていたための挽けと白雲状の薄錆びは微かに認められますが、このままで全く砥ぎ直す必要はないです。

古い白鞘に納められています。ガタはないです。
ハバキは、当時の物で下貝が素銅、上貝は銀被せの高級なものです。



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